犬種による訓練法

ワンちゃんのしつけは正式には訓練法で、訓練法は犬種により多少異なります。
と言いましても厳密には人間と同じでワンちゃんはそれぞれ個性があります。

 

したがって、それぞれの愛犬に合った訓練法を選ぶことが大切です。
まずは、ワンちゃんをグループ分けすると、愛玩犬、テリア、牧羊犬、牧畜犬、使役犬になります。
では、具体的に主な犬種の性格と、犬種による訓練法をワンポイントで見てみましょう。

 

■ミニチュアダックスフンド
ミニチュアダックスフンドはお利口さんで、考える能力が高いとされています。
元来は狩猟犬なので、吠え癖がつきやすく、警戒心も強いのが特徴です。
しつけでは飼い主がリーダーだということをしっかり認識させましょう。

 

■トイプードル
トイプードルは、人なつこい元気なワンちゃんです。
運動神経が発達していて無駄吠えは少ないのですが、じっと落ち着かない性格です。
元気が余って無駄吠えをしないように、散歩は多めにして、
無駄吠えをする時は運動量が十分かどうかを見直しましょう。

 

■チワワ
チワワは、超小型犬なので、飼い主が可愛がり過ぎて、わがままな犬になり、頑固な性格なので、
無駄吠えや噛み癖などを直すのが難しくなります。
しつけでは飼い主がリーダーであることを徹底させるようにします。

 

■柴犬
柴犬は、闘争心が強く、賢くて飼い主には忠実で従順です。
一方、他人に対しては警戒心が強いので、無駄吠えをしないように育てなければなりません。
また、運動欲求が強いので、毎日十分な運動をさせましょう。

 

■コーギー
コーギーは、優しくて、おとなしく知的ですが、人見知りの性格なので、来客時に吠えることがあります。
高い理解力があるので、しつけはし易いのですが、独立心が旺盛ですから、子犬の時から飼い主との
主従関係をはっきりさせることが大切です。

 

■ラブラドール
ラブラドールは、盲導犬や麻薬犬として有能な犬種です。
我慢強くて利口なので訓練もし易いと言えます。
ストレスを溜めさせないように十分に運動をさせましょう。

 

■ポメラニアン
ポメラニアンは、いつも飼い主のそばにいたがります。
神経質な面があり、自分の思い通りにならないと怒るわがままな面もあります。
しつけは、わがままになりやすい性格を直すようにしましょう。

 

■ビーグル
ビーグルは、元来猟犬ですが、人なつこくて、他の犬ともすぐに仲良くなります。
なお、無駄吠えのしつけは子犬の時から始めましょう。

 

■パピヨン
パピヨンは、明るくておとなしく、我慢強くて知的ですが、その一方で神経質な犬種です。
甘やかしすぎるとわがままになってしまいますから、しつけは節度を保つようにしましょう。

 

■パグ
パグは、飼い主には従順ですが、自尊心が強く、頑固で、マイペースな面がある犬種です。
子犬の頃から、正しいしつけをすれば、無駄吠えはしないでしょう。

 

■ミニチュア・シュナウザー
ミニチュア・シュナウザーは、明るく、活発ですが、甘えん坊的な性格です。
お利口さんなので、しつけはしやすい犬種ですが、吠えにくい環境づくりに配慮しましょう。

 

■ボーダーコリー
ボーダーコリーは、「名犬ラッシー」です。
しつけはし易く、誰にでも友好的で、協調性があるので、
きちんと運動をさせれば、誰でも飼いやすい犬種です。
なお、ボーダーコリーを小型にしたのが、シェットランド・シープドッグで、
ボーダーコリーよりも吠えやすい犬種ですから、しつけは吠え癖対策に留意しましょう。

 

終わりにまとめますと、どのような犬種でも、訓練法すなわちしつけは、飼い主がリーダーであることを
子犬の頃からしっかりと認識させることと、
犬種に見合った運動をさせてストレスを溜めないようにすることです。